13年間乗ったプラドを手放し、ランクル250への乗り換えを決めた。この記事を書いている時点で、まだ新しい車は納車されていない。だからここに書けるのは「乗り換えを決めるまで」の話だけだ。試乗記でも、実車インプレッションでもない。それでも、同じように乗り換えを迷っている人には参考になる部分があると思うので、記録として残しておく。

13年落ちのプラドと、諦めていた乗り換え

乗っていたのはH25年式(2013年登録)のプラド、色は黒、走行距離は約50,000km。年式のわりに距離は少ない方だと思う。普段からそこまで頻繁に車に乗る習慣があったわけではなく、休日に出かける程度の使い方を13年続けてきた。

新型のランクル250が登場したときから気になってはいた。ただ、生産枠の割り当てが少なく、注文してもすぐには手に入らないという話は各所で聞いていたので、早々に「今回は見送り」と自分の中で結論を出していた。プラドにまだ乗れることも、わざわざ待ってまで買い替える理由にならないと思っていた一因だ。

ディーラーの一言で、衝動買いを決意した

状況が動いたのは、何気なく立ち寄ったディーラーでの会話だった。担当の営業から「ギリギリですが、今なら割り当てが確保できそうです」と聞かされた。

正直、この一言がなければ動いていなかったと思う。割り当てが少ないと分かっていたからこそ諦めていたわけで、「今ならまだ間に合う」という情報は、迷っていた気持ちを一気に決断側に押し出した。冷静に比較検討を重ねた末の決断というより、衝動買いに近い。それでも後悔はしていない。ずっと欲しかった新型に、思っていたより早く手が届くタイミングが来ただけの話だ。

契約したのは2026年5月、納車予定は同年8月。契約から納車までおよそ3ヶ月というのは、割り当てが厳しいと言われていた中では拍子抜けするほど早く感じた。

プラド13年の総括

下取り額は想定を超えていた

13年落ち・走行距離約5万kmという条件を考えると、下取りにはあまり期待していなかった。しかし実際に査定を受けてみると、想定よりも高い金額を提示された。一括査定サイト経由で3社に見積もりを依頼して比較したところ、最も高い査定額は200万円を超えていた。「もっと安く見積もられるだろう」という予想を良い意味で裏切られた形で、ランドクルーザー・プラドというモデル自体のリセールの強さを、身をもって実感した瞬間でもあった。

ただし条件はあった。見積もりから2週間程度で車両を引き渡せることが前提になっており、あまり先の日程を約束すると査定額が下がってしまうという。中古車相場は変動するため、査定側としても長期間その金額を保証できないということなのだろう。

運転のしやすさと車内の広さ

13年間、大きな不満なく乗り続けられた理由は単純で、運転しやすく、車内が広かったからだ。目線が高い分、周囲の状況が把握しやすく、車幅の感覚も掴みやすかった。車内の広さも長距離運転での疲労を抑えてくれた。休日にまとまった距離を走ることがあっても、プラドであれば体への負担が少なく済んだという実感がある。

プラドで唯一不満だったこと

一方で、13年という年月の中で唯一気になっていたのが先進安全装備の不在だ。アダプティブクルーズコントロールをはじめ、他の高級車には当たり前に搭載されているような運転支援・安全装備が、当時のプラドには備わっていなかった。年式を考えれば当然ではあるのだが、他の車に試乗する機会があるたびに「あればもっと楽だろうな」と感じる場面は少なくなかった。

ランクル250への乗り換えを決めた理由の一つには、こうした最新の安全装備・快適装備への期待もある。長年乗り続けたプラドで感じていた不足を、新しい車でどう補ってくれるのか。そこは素直に楽しみにしている。

まとめ、そして納車後レポートの予告

今回の乗り換えは、綿密な比較検討の末というより「割り当てがあるうちに」という衝動に近い決断だった。ただし、13年間プラドに乗り続けて感じた満足点と不満点は、今回の決断の土台になっている。想定を超えた下取り額、運転のしやすさ、車内の広さといった良さは、次の車にも引き継がれることを期待しているし、唯一の不満だった先進安全装備については、最新モデルでの改善を楽しみにしている。

普段そこまで車に乗る習慣があるわけではないが、この乗り換えをきっかけに外出の機会を増やしたいとも思っている。

繰り返しになるが、この記事の時点でランクル250はまだ手元にない。実際の乗り心地や使用感については、納車後にあらためて実車インプレッションとして別記事にまとめる予定だ。今回は「乗り換えを決めるまで」の記録として、ここで区切りとしたい。